聖便所

聖なるトイレの日記メモその他。

いかだ焼きに夢を抱いていた事がわたしにもありました。

☆友人(先生)の味覚について

友人である先生(俺の事を社長と呼ぶ事に対する対義語的な通称である。尚俺は名前で呼ぶ)に対して

「麺が味の地平と言うが、カロリーメイトを食べ続けるお前がそれを言うの?」

と言った。

実はコレを言うのは2度や3度ではない。その度「そんなことはない。メイトは3口で食える」といった根本的にクソofクソな返答を頂くのだが、そうじゃねぇ死ね、と遺憾の意を表明したい。ちなみにそれ以外にあまり有用な反論は帰ってこない。猫舌だからってなんだそれ。焼き鳥結構即座に食ってるだろ。クソか。
食に関しては限りなく面倒くさいマンである俺は、だいたい常に食の大切さを力説している。食育って大事なんだぞ。

食育というのはこと日本で、こと若者にはバカにされがちな要項ではあるものの、文化資本と言うものの基礎を成す重要な礎である。ちゃんと栄養・食物繊維を取るというハード側面、味を楽しみ作りを知るというソフト側面の両方を得ろという事だ。それが文化だってことなんだよ。カロリーメイトを延々食い続ける事は、食物繊維の不足と文化的豊かさの不足が圧倒的に問題となる。

他人の事だからどうでもいいとかそういう事ではない。だって友人だぜ。友人の性の乱れが問題になったとき殴って止めるのは友人の役割であると数ある少女マンガで学んだし、やはり友人の食の乱れは口に料理を突っ込む事で解消すべきだとのだめカンタービレで学んだ。大切なことはマンガから教わった。そして食育、こういうのは草の根活動が重要だ。そもそも俺の上記の発言は先生が味覚音痴のクソだと思っているという誤解を招きがちだが(というか文脈上そう言ってしまっているが)、こと先生に関してここまで言うのは逆の思惑があり、先生の味覚をわりかし信じているからこそお口酸っぱめな態度に出るのである。

食べ物の味に興味が無いと言っている奴はかなりの確率で「そういう設定」を自分で作って、そのスタンスからの反論をしてこようとするという経験則がある。違うぞ。違うのだ。貴様は味がわからないという設定を様々な外的要因を使って肯定しようとしているだけなのだ。
いうなれば食の帝国フランスに対して対抗しようとしても出来なかったイギリスが
「味にこだわるとかwww紳士はそういうのしないしwww」
みたいな逆張りしちゃってるのと近い。俺が「あーこいつ実は味に興味が無いとか言ってるの嘘だな」って思うのは妙なタイミングで「あれ?今味に言及したよね?お前味解ってんじゃんどうしたの?」みたいな事が露呈する時だ。特に先生は自覚しているのか無自覚なのかわからないが、批判的な時は案外うるさい。味に本当に興味が無いならサルミアッキだって食えるはずなのだ。アレは欧州じゃ人気の菓子であり、つまり人間が食えない味というわけではない。好みの味ではない、というのはそれをより分ける能力・経験を有しているという事である。奴の味覚詐称にはリーチがかかっている。ちゃんとその能力を活かしてやれ。そして野菜も食え。

 

そんなかんじで今日も各方面友人たちには、ちゃんとしたもん食えよ!お前食えるだろ!俺が連れてったろか!?という事を言い続けている。

あでもお金がないってのは仕方ないと思うよ。俺もしばしば三食納豆だし。