聖便所

聖なるトイレの日記メモその他。

友人「シルバー廃材センター」俺(ディストピアかな)

世の中にはままならない事がたくさんある。

人の力になりたい、いやあわよくば依存され崇拝されたいでもちょっと面倒くさいのは嫌なのよねンーーだから人助けでとどめておきたい。わかる。

と常々思って生きているのだが、俺にできる事でも必要とされている事はあまりに多くない為、それは難しい事なのだという事を知る。せめて友達が元気でいてくれるように祈りを捧げる事だけは忘れないようにしたい。

今日は株のメモなので日記という体裁ですらない。結論も出ない。

 

 

☆タイ株・見所セクター探し

海外株を漁っている。海外株に手を出すのは手数料面でも情報面でも不利だが、それでも面白さは何者にも代えがたい。国内株の値動きがあまりにアレっていうのもある。

で、そもそも俺はタイという国が好きなので、今日は時間をみてはタイ株の狙い所を探していた。

タイはここの所経済が低迷していると2014年ぐらいには言われていたが、2015年の意識調査なんかではバブル期を匂わせるような旺盛な消費志向が見て取れる。2016年の予測では外資誘致による労働力の誘致がキモとなる等の事が書かれていた。タイは人口ボーナス期と呼ばれる最も労働者人口が増える時期をすでに越した国でもある。東南アジアの中ではGDPも高いほうで、投資ブームは90年台初頭に過ぎた目をつけるには遅い国でもある。

しかし現在のタイの民間事情はどうかというと、技術革新は止まらず、流通革命がおき、サービスセクターも充実、スマホSNSは日本以上に大流行、都会ではもはや途上国とは言われる筈もないキレイな町並みをしながらその実動かしているマンパワーの半分近くが町の市場等の”古い”システムで動いているのが魅力であり成長の伸びしろ(あるいは独自文化の喪失)でもある。個人的な実感としても、あ、この国成長するな~~って感じの力強さとか印象を受ける。どんどんきっと洗練されていくような気がする。

じゃぁなかでどこが伸びると考えるのがいいのか。現在のタイを象徴するのは前述した通り、その旺盛な消費である。タイ人は滅茶苦茶食事好きなのはいわずもがな、日本に比べるとまだまだ満たされないその欲求は留まらず(やや15年末で低迷したけど踊り場だと思いたい(希望))その他の嗜好品を求める動きが強い。

それらを支えているのは何か。まぁ普通に考えて流通である。流通を買おう。

しかしタイの流通システムは独特で、日本の現状のようにロジスティクスの会社が店から店へと運ぶのではなく、店がロジスティクスセクションを持っていてそれが事業として独立しているわけではない事があるのだ。1997年の経済低迷以後、2000年以後に外資によって流通が改善された。外資によってタイ企業が買い取られ、その後技術革新後にまた買い戻されたのだ。それまでのタイの独自のやや前時代的な流通システムが次々と改革されていった。ただそのおかげで最終的に外資のDHLのシェアがNo1となった。

ので、タイ株ではなくなってしまう。ドイツかよ。

それは全く面白くないので、次点で行く。俺はあくまでタイ株が気になっているのである。

先述した通り、大手資本が独自の流通システムや寡占構造を持っている。では狙い所は最大手セントラルグループの2つ、百貨店BigCとショッピングセンターセントラルパタナ、フード関連で強いチャロンポカパングループ(名前が面白くてすき)あたりではないか。

株価を見てみるとなんかBigCはやたら高止まりしていて買い時ではない感がする。伸びてはいるんだが……どうしたの?

しかしCPグループのフード(TB:CPF)はずっと下がってきて底を打って反転したような動き。セントラルパタナ(TB:CPN)は緩やかだが順調に伸びているという形だ。

俺が買うならCPFかなぁ。でもちょっとどれも遅かった感があるのが残念。3月に気づいていれば。

それぞれの個々の事情はタイ語がわからないときっとアクセスしづらいのだろうというところで今日のお勉強を唐突に終わりにする。