聖便所

聖なるトイレの日記メモその他。

サルミアッキの宣伝文句は「makes people talk」なんだけど笑い話にしろってことでOK?

ドラマティックな事がないまま日々を過ごしている。やらなければならないことは多いのだが、いかんせん考えると吐きそう。昔から心理的障壁と戦えないのでなんとかして長期戦で殺していきたい所である。

友人が関わっている飲み屋へ行った。
アグレッシヴな奴で精神的なパーソナルスペースのようなものが広い奴だ。利発で話が面白く、反応も早く現実的問題への対処も知識も豊富、いちいちカッコイイ。多分正確にはカッコイイのが好きすぎるんだろう、と俺には伝わった。いいことだ。
そんな彼は職を変え立場を変え、何故かリーマンから飲み屋へと転身していた。人生何が起こるかさっぱりわからないものだけど、「とりあえず攻撃の手だけを緩めずに人生を切り開いていく」のがポリシーらしい。「速度全振り」と語る現代のDEX型狂戦士である。

なるほど。人生にはそういうのこそが勝利条件として設定されてると考えられてもおかしくはない。少なくとも彼の人生にとってはそうなのかもしれない。彼は少なくともドラマティックに生きているように見える。
彼の事を素直に羨ましく思う。そう思える事を。
考えてみなくても、フリーでありながら攻撃性ゼロの俺は防戦を強いられている。昔から嫌な事を全身全力で回避し、やるかやらないかで言われたら本当に迷い続けて結局やると選べないあたりに俺の心根がどれだけ臆病かが伺える。やるならなるべく遠くから投げナイフ、ただしノーコンといったところで、自分で考えるだに本当に浅ましい。ウッ。

俺にはロールモデルなんかが廻りにいない。けれど、俺が攻め続けている人達と同じことをするのは性格的に本当に難しいだろう。彼には彼の人生の攻略法があり、俺には俺の攻略法がある、それだけが救いで、そう信じてはいるが果たして。

そんな彼はアクシデントによって突如キャッシュフローの危機に襲われていた。詳しくは省くが、生活の生命線が一個突如として破壊された。彼の生活を問いただすと一切の防御を捨てた散財生活を送っているようだ。アカンて。攻撃は最大の防御とはいえ、それは相手より自分が早かった場合である。運命とかそういう偶然の機動力に対しては全く持って無力だということをもう少し知ったほうがいいと思う。防御力を捨てて全力攻撃はアカン。クリティカルヒットで触れるダメージダイスが2倍だ。そういう所の防御は少し気をつければすぐ治る程度のものなので、せめて友人としてはダメージスワップだけでもしてやりたい。できる所なら。

彼を始めとした友人達が俺を独立した一人の存在として認めてくれる事を有難く思うし、そうなるだけの裏付けを手に入れたいと切に思っている。