聖便所

聖なるトイレの日記メモその他。

アレグラの優しさが時に人を殺す(死因:鼻詰まり)

家族からの
「なんかパソコン青ざめてるよ」
というLINEで何もしていない筈のPCのブルーバックを知る深い悲しみ。


☆中国アプリのこと
一部の人には言うまでもないのだが、俺は料理が大好きだ。海外の料理を作ることに全心血を注いでる側面すらある。なので世界各国のレシピアプリをDLしてスマホに取り揃えているのだが、とかく中国のアプリは怪しい挙動に事欠かない。まずインストールするときの権限が全権限というのが最高にロック。他にそんな横暴なアプリはしらない。ホテルで例えると、料理人をホテルに呼んだと思ったら「今日からこのホテルの経営権は私が頂く事になった」って突如宣言されるようなイメージ。お前レシピアプリがシステムidやら起動してない時の他のアプリの稼働状況必須ってどういうこと?マイクとカメラの権限もあるじゃん。盗聴?盗聴なの?そして一応やっとかないと、と思ってネットワーク記録を取ると、やっぱり起動してない日ですら70kb程度の「何らかの」情報をどこかしらに送信している形跡がある。70kbなど大した容量じゃあないが、たかがされど70kbである。中文テキストで三万文字。ツイートにして220ツイート弱。バイナリならもっと数多の情報を送れるだろう。まぁ送られて困る事はあまりやり取りしてないが、どうにもこう行儀悪いのはムカつく。それでも十億人の人民が使っている、それが中国だ、と言われればそういう気もする。
行儀の悪さでいえば中国のLINE的なソフトことQQが群を抜いている(今その立場はWeChatというよりモダンなソフトになったが)。さすがにこれはあまりにアレなのでアンインストールしてしまった。こいつをインストールしてると先述のような横暴に加え、電池の減りがクソ早くなる上、「通知領域のアイコンを一瞬qqのアイコンで上書きして元のアプリのアイコンに戻る」というなんとも不気味な「わたし、みてますよ?」と言わんばかりのビッグブラザー的挙動をする。最ッ高に気持ちが悪すぎる。スパイウェアとかしこまれてないかな、と思うがウィルスソフトは反応しない。いやもうなんかセキュリティが全て骨抜きにされているんじゃないかという懸念すら湧き上がる。
日本的には他に選ぶソフトがあるが、中国人民的には選択肢は(金盾などのせいでアプリ通信も制限されるため)中国産アプリに限られてくる、と言うのは隣国ながら本当に軽くディストピアだと思う。おもしろい。
こういうのに実害みたいなモノを被ってるにも関わらず「おもしろい」とか言ってしまうのが俺だなぁと思う次第。


☆友人とのカフェめぐり
カフェーをはしごしてきた。もうちょい胃が調子良ければ回れるんだけどいかんせん最近胃腸の調子を崩していて、あまり甘いものを連続して食べたりはできない。もっといろんなとこ巡りたいのに友人にはなんか申し訳なく思う。ケーキはとても美味しかったし、紅茶も満足のいくものだった。しかし魔都は物価がホンマ高いな。
おそらく職業柄洞察力に優れている彼の視点、話は色々な意味で面白い。なかでも彼の担当教授のモノマネは似てるんだか似てないんだかわからないのに面白いからずるい。
彼はいつもより当社比多く喋っていたように思う。彼は自分由来のストレスの少ない万能感に溢れた奴ではあるが、それでも他人由来の事をどうこうするのはどうにも苦手らしく、なんかきっと季節的にも節目だし、聞いて欲しかった面白みやつらみみたいなのがあるんだろうかな、と思って聞いていた。
さほど意義深い返しもしない俺にできるのはいい感じの店に連れてってやることぐらいである。


☆クラクションが鳴らせない
車で移動することが多い地域に住んでおり、運転しない日のほうが少ない。故に運転は日常的動作として惰性感が出てくるのだが、それ故に性格が出てくる所が多々あるように思う。
たとえばクラクションが鳴らせないということ。長年車を運転していて俺がクラクションを自発的に反射的に鳴らしたのは指折り数えられる程度しか記憶にない。
クラクションは警笛故に、文句を反射的に相手に伝える、相手の安全を確保する、事故防止、という側面を併せ持っている。が、反射的にそんなことをするくらいならまずブレーキを踏んで左右後ろ確認して避けてしまうので、相手への注意や文句など二の次三の次であり、言おうかなって思った頃には時すでにお寿司🍣というかもう避けたあとだったりする。そういうので怒りを貯めたりするより「面倒を回避できた!」という気持ちのほうが9割増し強い。強く主張して俺が間違っていたらいたたたたまれないし。そうやって自己保身や面倒ごとの回避の後に自己主張を思い出す反射神経の弱さが俺なんだなぁと受け止める次第である。